古伊万里と時代箪笥の館
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古伊万里

古伊万里(各種約3,000点)

1610年代の伊万里磁器の誕生から数えて約300年間にわたる伊万里磁器の発展を大きな歴史の流れとして捉えています。初期伊万里、古九谷様式、初期輸出色絵、金銀彩、柿右衛門様式、古伊万里様式、明治期作品の染付、色絵の各々の作品類を収集しました。各様式を分かりやすく、時代分類も理解できる様に展示しています。

初期伊万里誕生期から明治期まで

寛永14年以前(??〜1637)
初期伊万里
染付見込蓬莱山文七寸皿
口径:23.0センチメートル

初期伊万里の特徴が如実に現れています。

明暦・万治〜寛文初期(1655〜1660)
古九谷様式
瑠璃釉金銀彩鶴亀文七寸皿
口径:20.5センチメートル

古九谷様式へと変貌します。中国模様が盛んに取り入れられた時期です。

延宝〜元禄(1670〜1700)
柿右衛門様式
染付瑞雲・唐獅子文七寸皿
口径:19.0センチメートル

柿右衛門様式が最も栄えた時代です。日本の磁器が、先制である中国の景徳鎮や高麗・李朝(韓国)を抜いて世界の頂点に達した時期です。

寛文〜元禄(1700年代〜)
輸出用
色絵芙蓉手見込花文五寸皿
口径:14.5センチメートル

この頃の伊万里は、ヨーロッパ向けの輸出用品として大量生産されました。
そして、元禄時代以降は古伊万里様式に移行してゆきます。

江戸時代後半
天明〜寛政(1770〜1800)
古伊万里様式
色絵大根・くわい文鉢
口径:18.3センチメートル

かなり大衆向けになり、主にお祝い事や行事に使用されていました。

幕末〜明治期
古伊万里様式
色絵殿様遊び文鉢
口径:24.0センチメートル

明治期に入ると庶民にも手が届くようになり、生活用品として溶け込んでゆきます。

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