1610年代の伊万里磁器の誕生から数えて約300年間にわたる伊万里磁器の発展を大きな歴史の流れとして捉えています。初期伊万里、古九谷様式、初期輸出色絵、金銀彩、柿右衛門様式、古伊万里様式、明治期作品の染付、色絵の各々の作品類を収集しました。各様式を分かりやすく、時代分類も理解できる様に展示しています。
初期伊万里の特徴が如実に現れています。
古九谷様式へと変貌します。中国模様が盛んに取り入れられた時期です。
柿右衛門様式が最も栄えた時代です。日本の磁器が、先制である中国の景徳鎮や高麗・李朝(韓国)を抜いて世界の頂点に達した時期です。
この頃の伊万里は、ヨーロッパ向けの輸出用品として大量生産されました。 そして、元禄時代以降は古伊万里様式に移行してゆきます。
かなり大衆向けになり、主にお祝い事や行事に使用されていました。
明治期に入ると庶民にも手が届くようになり、生活用品として溶け込んでゆきます。